11月1日は小淵沢の文化祭、私が通っている民謡サークルが出演することになり、お昼からの舞台で歌った後、隣の長野県茅野市で行われている「蓼科高原映画祭」に駆けつけました。会場はこれまでに3、4回、見に行ったことのあるJR中央線・茅野駅の近くの「新星座」です。茅野へ向かう途中から雨が強くなり、新星座に着いた頃は本降り。会場前にはテントが4〜5張も張ってあり、食べ物や小物などを販売して活気に満ちています。車を停める場所がなくて、近くの駅のコインパーキングへ停めて、雨の中を駆けて会場に入りました。モノクロの無声映画・活弁は始まっていました。正面のスクリーンの端に据えられた演台の前に弁士の澤登さんが立って、映像に合わせて熱弁を揮っていました。画面は無声ですが、時折入る字幕と澤登さんの活弁でより一層の緊迫感があって、たちまち映画の世界に引き込まれてしまいました。映画は『その夜の妻』。無声映画のために、娘の治療費を稼ぐために銀行強盗に入る主人公の金を奪うシーン、非常線を張る警察官の動き、必死に逃亡しようとする主人公、それらの一つ一つのシーンが、澤登さんの活弁で手に汗を握る緊迫感を際立たせて、とても興奮・感動しました。いいッ! すごいッ! 見終わって、会場を後にする澤登さんと握手し、ツーショットで写真を撮らせていただいきました。シアワセッ! 映画と活弁の余韻に浸りながら家に着いて、澤登さんのホームページを見たところ、活弁の世界での彼女の活躍が記されていて、さらに感銘を受け、すっかり澤登さんのファンになってしまった一日でした。



